日本人の約3割が苦しめられている花粉症。
皆さんそれぞれの対策を取っているとは思いますが、
空気中に飛散しているものですので完璧に対策することは至難の業です。
また「面倒だから」、「今はあまり症状がひどくないし」等々の理由で対策はおろか、病院で受診しない人までいます。
今回の記事ではそんな花粉症が重症化・悪化すると症状はどのようになるのかについて紹介していきたいと思います。
目の症状:痒み(かゆみ)が重症化・悪化すると・・・
花粉症で目が痒くなっても絶対に掻いたり擦ったりしてはいけません。
目は非常に繊細で少しの衝撃や傷に弱く、網膜剥離など目の病気を引き起こす原因となります。
「花粉症で目を掻いただけで網膜剥離?そんなことあるわけないじゃん!」
と思ったあなた、実は実例もあるんです。
花粉症で目を擦っただけで網膜剥離、さらには失明なんてことにも・・・。
ですので痒くても目を擦ったり掻いたりするのは絶対にしないでください。
また病気とは異なりますが、目を擦りすぎると周りにシミが出来る原因ともなります。
健康・美容の両観点からも目を擦ったり掻いたりしないようにしましょう。
鼻の症状:鼻づまりが重症化・悪化すると・・・
鼻づまりを放置するということは、口で呼吸をしていることになります。
「口を開けっぱなしにしない!だらしないでしょ!!」
とよくお母さんに怒られた人もいるかもしれませんが、
口呼吸はそれ意外にも危険がいっぱいです。
1つ目は虫歯になりやすくなってしまいます。
以前の「花粉症と虫歯」の記事でご紹介しました通り、口呼吸をすることによって唾液の分泌量が減り結果として虫歯になりやすい口内環境になってしまいます。
またドライマウスの原因にもなってしまいますね。
2つ目は鼻腔内の粘膜が腫れ、鼻茸と呼ばれるポリープが出来てしまいます。
鼻茸ができてしまうと鼻腔はより狭くなってしまい、鼻で呼吸することが困難になってしまいます。
またこの鼻茸は非常にやっかいで、一度できてしまうと手術による除去しか改善方法がありません。
花粉症の1つの症状が悪化するだけで手術が必要になってしまうのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
軽い症状だからそのままでいいや、では手遅れになるのが花粉症。
日頃から対策を行っておくようにしましょう!